【FXと外貨預金の違い】 - 株・FX投資をはじめる決意をしたら見るサイト 投資の第一歩

#2 FXと外貨預金の違い

現在のマイナス金利では銀行の定期預金に預けたとしても、利子はわずかです。 例えば2018年4月現在、ゆうちょ銀行の定期預金の利子は0.01%です。仮に1年間10万円を預けたとして、1年後につく利子はわずか10円です。
ところが外貨預金で円をドルなどと両替して定期預金すると(銀行によりますが)年間1%2%と円でする定期預金の100倍200倍の利子が付くのです! 仮に金利1%だとしたら1年間10万円を預けたら1,000円の利子がつくわけです。外貨預金ってとってもお得だと思いますよね?
実はFXをこの外貨預金の“代わり”として、しかも外貨預金よりもずっとお得に利用することができるんです!

FXと外貨預金、何が違うの?

外貨預金はその名の通り、自分が持っている日本円を外貨に替えてドルやユーロなどで預金することです。 一方FXは、正式名称は「外国為替証拠金取引」といい、口座に証拠金を入れ、それを担保に通貨の売買を行います。 2カ国の通貨をペア通貨といい、例えば円とドルで交換する場合、「JPY/USD」と表記されます。JPYは日本円のことで、USDは米国ドルを意味しています。 FXは日本円に戻すことが前提としてありますが、一部で外貨出金できるFX業者もあります。

最初にあげたように外貨預金は高い預金利息が売りですが、FXにもスワップポイントといって低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買うとその金利差を利子のようにもらうことができます。
しかもスワップポイントは毎日つくので、外貨定期預金のように1か月以上預ける必要もありません。

スワップポイントとは

スワップポイントは外貨預金の利子とは違い、各国で決められた政策金利をもとに2通貨間の金利差で発生した差益がもらえるのです。
逆に日本より政策金利がさらに低い通貨と交換すると、マイナスのスワップポイントがつくこともあるということです。
当然、政策金利が日本より高い国の通貨と交換するほうがお得ですよね! 現在の政策金利は以下のとおりです。

各国の年間の政策金利2018-06 更新

  • 日本

    0.10%
  • 米国

    1.50~1.75%
  • ユーロ

    -0.40%~0.25%
  • 英国

    0.50%
  • 豪州

    1.50%
  • NZ

    1.75%
  • カナダ

    1.25%
  • スイス

    -1.25%~-0.25%
  • メキシコ

    7.50%
  • トルコ

    17.75%
  • 中国

    4.35%
  • 香港

    2.00%
  • 南アフリカ

    6.50%
  • ブラジル

    6.50%

※不定期更新

取り扱いの多い通貨をあげましたが、日本の政策金利は低いのでほとんどの通貨で差益がもらえるということです。 スワップポイントは各国の政策により日々変動するので、日本の金利が上がったり交換した通貨の金利が下がったりするとスワップポイントが減ることやマイナスになることもあります。マイナスにもなりうるというところが外貨預金とは大きく異なります。
経済ニュースをチェックする習慣をつけましょうね。

FXと外貨預金を比較

銀行の店頭などでよく見かける外貨預金ですが、銀行の普通預金より利率が高いことをご存知な方も多いと思います。 でもこの金利はFXでもスワップポイントが付くので、業者によって変動しますがさほど差はありません。では何が違うのかというと、ずばり手数料です。

海外旅行に行かれたことのある方はご存知でしょうが、円を他の通貨に変える場合は手数料が発生します。
大手銀行でドルを両替した場合、円⇒ドルで100円あたり1円前後の手数料がかかります。もし外貨預金として預けた場合、使うときは当然円ですからまたドル⇒円にする場合1円かかるのです。ざっくり行ってしまえば100万円を預けたとして、円⇒ドルで手数料1万円、ドル⇒円に戻してまた1万円と、合計2万円も手数料で持っていかれるわけです。
ネットバンキングの場合だと、100円あたり0.2円程度だったりするので100万円を円⇒ドル、ドル⇒円と交換した場合の手数料は4000円です。 大手銀行と比べるとかなり安いですよね。
ところがこれがFX業者だと、安いところで100円あたり0.3銭の手数料になっています。じゃなくてです。 銭なんてFXでもしていなければあまり使うことのない単位なのでピンとこないと思いますが、円に直すと0.3銭=0.003円です。 つまり100万円を円⇒ドルで30円、ドル⇒円で30円の合計60円の手数料がかかるというわけです。もう激安!

ちなみに通貨の売値と買値を銀行ではTTB(売値)とTTS(買値)、FXでは売値(Bid)と買値(Ask)といいます。 手数料はこの売値と買値の差になっている部分になり、この差をFXではスプレッドといいます。
先ほどの例だと、大手銀行が1$の売値/100円、買値/101円で差が1円、ネットバンキングだと1$売値/100円、買値/100.2円、FX業者だと1$売値/100円、買値/100.003円、といった具合にスプレッドの幅が狭ければ狭いほど手数料が安いということになります。